【REPORT】東方神起、Red Velvet、NCT WISHら19組が出演!4年ぶり開催の「a-nation 2024」に5万人が熱狂
4年ぶりに開催された「a-nation 2024」。浜崎あゆみ、東方神起ほか総勢19アーティストの競演と多彩なサプライズで5万人が熱狂し、2024年の夏を豪華絢爛に締めくくった。
オープニングアクトの1番手を務めたのは、aRB SEED。厳しいオーディションを勝ち抜いた13歳から22歳の実力派ダンサー20名が「8bit」でキレよく身体を揺らして豪快なバク転を決めると、続くDa-iCEの花村颯太が作詞・作曲を手掛けた「Essential」を躍動的なフォーメーションダンスで魅せ、a-nationの幕開けを飾った。
オープニングアクトの2番手は、TikTokのダンス動画で話題の仮面集団、夏休みの自由研究をバズらせたい小中学生集団がサプライズ登場。「Around the world」でなめらかなムーブを繰り出して濃密な空気感を醸し出す。「WA・BI・SA・BI」ではメンバー14人そろってお辞儀ダンス。愛らしいアクションとテクニカルなダンスのギャップで観客たちの目を奪った。
オープニングアクト最後は、秋元康がプロデュースを手掛け“昭和歌謡、昭和ポップスを現代に”をコンセプトに誕生したSHOW-WAとMATSURI。まずはMATSURIが「今さらカッコつけてらんねえ」を、次にSHOW-WAが新曲「君の王子様」を力強く歌唱。そしてラストはSHOW-WAとMATSURI の12人全員が登場しての「汚れちまった涙」で、ダイナミックなダンスを交えながらの熱いパフォーマンスでa-nationの開幕前を盛り上げた。
4年ぶり「a-nation」のトップに登場したのは、今年2月にデビューしたNCT WISH。プレデビューソング「Hands Up」をシンクロ率の高いダンスを見せ、続くはマリンスタイルの衣装にぴったりな「Sail Away (Japanese Ver.)」を爽やかに聴かせた。「みなさん盛り上がってますか?」「暑くないですか?」と観客たちに声をかけながら「We Go !」では涼やかなボーカルを聴かせ、デビュー曲「WISH(Japanese Ver.)」ではスピード感あるラップでNCT WISHの持つ多彩な表現力で観客たちを魅了。「皆さんのおかげで最高の夏の思い出ができそうです!」と最後は最新曲「Songbird(Japanese Ver.) 」を披露し、フレッシュな魅力いっぱいに2024年「a-nation」の幕開けを飾った。
「a-nation」2番手に新世代ダンス&ボーカルグループのMAZZELが登場。レトロな音色も備えた1曲目「Parade」から、アクロバットも交えたキレのいいダンスと抑揚豊かに交錯するボーカルワークで、一筋縄ではいかない独自の世界観を全開にしていく。艶のあるHIP HOPチューン「Counterattack」ではNAOYAが自身の衣装をたくし上げて沸かせる場面も。観客たちと一緒にタオルを回す「CAME TO DANCE」では、「こんなもんじゃねぇよな!」と花道に飛び出して観客たちと一体感を作り出し、「K&K」でも「『a-nation』、声聞かせろ!」と重厚なラップで圧倒。最後はMAZZEL初の爽やかな夏ソング「Seaside Story」のキャッチーな振りと心地よいメロディで多幸感を味わわせた。
シューティングアクトに“Japanese Classy Crush”をコンセプトに持つ気鋭のガールズグループ@onefiveが登場。「F.A.F.O」から約10年一緒に活動してきた4人ならではの息の合ったダンスパフォーマンスを繰り広げ、可愛らしさをフィーチャーしたかと思えば、続く新曲の「KAGUYA」ではクールな和テイストを効かせながらOZGi remixでのお辞儀の振りも注目を集め、会場をお祭りムードに染めた。
今回「a-nation」初出演となるNiziUは4人編成の生バンドをバックに、1曲目「Make you happy」のなわとびダンスでa-nationにラブリーな風を吹き込むと、9人の絶妙なユニゾン&ハーモニーを聴かせる「HEARTRIS」、シンクロ率の高いダンスで魅せる「SWEET NONFICTION」とキュートな歌とダンスで観客たちのハートをわし掴み。続く新曲「RISE UP」では一転してシリアスな“クールでカッコいいNiziU”を披露。そして「All right」「PRISM」へと続いていくメドレーで盛り上げ、「JUMP」ではニナのロングハイトーンで圧倒。途中「a-nation! 乾杯!」「飲んで飲んで!」と観客たちと一緒に水分補給を呼び掛ける場面も。「Take a picture」ではステージの端から端まで手を振りながら駆け上がり、会場中をポップでカラフルに染め上げ、強固な一体感を作り上げた。
乃木坂46公式ライバルとして誕生した“僕が見たかった青空”がシューティングアクトとして登場。洗練されたブルーの制服で最新曲「スペアのない恋」を歌い踊ると、会場に爽やかな空気が広がる。「とっても緊張してるんですけど精一杯楽しんでいきたいと思います!」と届けたデビューシングル「青空について考える」でも、澄んだ歌声とダンスで思春期の惑いを表現したパフォーマンスとピュアな存在感で観客たちを魅了した。
台風の影響で不安定な天候で晴れ間が見えた頃に「はじめまして『a-nation』!」「みんなのパワーで晴れてきたぞ!」と、今年10周年を迎えたWEST.が登場。重岡大毅の「行くぞ『a-nation』!」の掛け声から「証拠」を聴かせ、7人一体となった熱いロックボーカルを轟かせていく。夢に向かって戦っていく想いに溢れた「ハート」で観客たちのテンションをさらに引き上げ、「ホルモン~関西に伝わりしダイアモンド~」では、「フェスっていうのはみんなで楽しむもの!」とナインティナインをステージに呼び込むサプライズ! 大きなどよめきと熱狂を呼び、曲始まりのポーズを9人でキメてからの「ええじゃないか」は曲中で岡村隆史がブレイキンを披露するという豪華コラボレーションが実現した。
後半は9月10日発売の新曲「まぁいっか!」を軽快に繰り出し、“エイエイオー!”のコールを「あなたに!」と届ける「超きっと大丈夫」ではクラップの波を起こして花道へとダッシュ! 「サビでジャンプしてみませんか?」と始めた「ムーンライト」では7人の熱く力強い歌声と共に観客たちと掛け合ったりと、圧倒的な吸引力のあるステージで見事な一体感を作り上げ、強烈な余韻を残していった。
TRFのSAMとDJ KOOによるJ-RAPユニット、B.O.Cがシークレットとして登場。小室哲哉が作曲し、DJ CHARIとRy-laxとリリックを作り、フィーチャリングに呂布カルマを迎えデジタルリリースしたばかりのデビュー曲「NARIYAMANIGHT」を「a-nation」でライブ初披露した。飛行機の機内で問われる「Beef or Chicken」を由来とするユニット名にちなみ、フライトアテンダント姿のダンサーをバックにタイトなビートでラップを刻んでDJ CHARIとRy-lax、さらに曲の後半には呂布カルマもステージに登場! 2人のハングリー精神にあふれた新たなチャレンジを見せた。
デビュー10周年を迎えたRed Velvetは「WILDSIDE」での幕開けからハイトーンなボーカルに小気味よいラップ、セクシーな身のこなしと妖艶さで観客たちを惹きつけ、対照的に「G線上のアリア」をフィーチャーした「Feel My Rhythm」では、厚いハーモニーが響き合い、5人の笑顔と清らかなオーラが会場中に広がっていく。「今日、良いエネルギーをたくさん受け取ってほしいです」と語ったあと、「私たちが心に抱いていた気持ちを表現した曲」という日本オリジナル曲「Aitai-tai」を披露。そして豪雨の中を花道へと進み、びしょ濡れになりながらパフォーマンスした「Swimming Pool」は自然の演出が重なってドラマチックでもあった。笑顔いっぱいに届けた「Red Flavor(JP ver)」に続き、最新曲「Cosmic」を日本初披露。流れるようなボーカル&ダンスでクールに締めくくった。
YOSHIKIのプロデュースにより結成された4人組の美麗-Bi-ray-がシューティングアクトで出演。4オクターブを奏でる4人は全員ミドルティーンながら、そのボーカル力は本物。YOSHIKI節満点な「Butterfly - short ver-」の流麗なメロディを見事なハイトーンで歌い上げて、今秋のデビューを前に、観客たちに大きな衝撃を与えた。
WARNINGテープが巻かれたような刺激的な衣装で登場した倖田來未は、オープニングから大ヒット曲「キューティーハニー」で熱く盛り上げると、ダンサーと共に花道に出ての「IS THIS TRAP?」で会場を更なる熱狂へと導いていく。「今日も一番の盛り上がりをみなさん、期待してますから!」と「め組の人」では観客たちと一緒に“めッ!”の振りでテンションを上げ、「WIND」では伸びやかなボーカルを響き渡らせて圧倒。「WON'T BE LONG」では「歌うよ!」「踊るよ!」と呼びかけながら掛け合い、炎が打ち上がる「XXX」「BE MY BABY」と“クイーンオブライブ”の名をそのままの怒涛のステージを見せた。「みんなが濡れているから私も濡れちゃおう」とペットボトルの水を自身にかける場面も。ダンサーと共にハードなダンスを見せる「Vroom」までエナジーを燃やし尽くすと、最後は観客たちとタオルを回しての「Poppin' love cocktail」へ。限界突破したパワフルなステージで観客たちへ強い愛情を示した。
生バンドによるSEに乗せてリフトアップで登場したDa-iCE。花村想太と大野雄大が「CITRUS」のサビをアカペラで歌い上げて会場を一気に惹きつけ、続く「Kartell」で観客たちのテンションを上げ、さらに「Clap and Clap」でクラップを巻き起こし、ストリーミング再生1億超えで大きな話題を呼んでいる「I wonder」でハッピーな雰囲気に包み込んだ。続けて再び「CITRUS」を今度はバンドとダンサーも交えて披露。突き抜けるハイトーンボーカルに情感豊かなダンスでしっとりとさせたあとは、一転「Story」ではロックに疾走。雨と汗に濡れたステージパフォーマンスを熱く届け、「ここにいるみんなででっかい花火打ち上げようぜ!」と始まったサマーソング「スターマイン」ではGENERATIONSの白濱亜嵐が乱入して一緒にパフォーマンスする豪華なコラボレーションが実現。曲が終わったと思わせて何度も再開させる展開で「a-nation」ならではの時間を楽しませた。
2017年以来7年ぶりの「a-nation」出演となったGENERATIONSは、「エンドレス・ジャーニー」でハッピーな幕開け。片寄涼太と数原龍友のボーカルに乗るパフォーマンスは、続く「Diamonds」で一気にタフなものとなり、噴き上がる炎も相まって不穏なムード満点に。さらに会場を大きく揺らす「AGEHA」でエネルギーをさらに上昇させ、EXILEのサマーソング「SUMMER TIME LOVE」では花道に飛び出して観客たちの間近に迫り、6人でのシンクロダンスで甘い時間を演出していく。アニメ「ONE PIECE」の主題歌「Hard Knock Days」ではDai-CEも参加しての競演、そしてDai-CEの「DREAMIN' ON」も続けて一緒にパフォーマンスする熱い「ONE PIECE」の主題歌コラボが実現した。ラストは観客たちと全身でY・M・C・Aの4文字を作る「Y.M.C.A.」で会場をひとつにし、「みなさんマジで最高です。やっぱり夏は『a-nation』がないとダメですね!」と4年ぶりの開催に感慨を表した。
シューティングアクトのラストは、オーストラリアのアーティスト・Che'Nelle(シェネル)。日本でも大ヒットした「Baby I Love You」から「SOS」と、透明感とエモーションを併せ持った歌声を聞かせていく。「You Guys, Happy?」と煽ってからは「Happiness」「Believe」を日本語で歌唱。日本のドラマや映画主題歌に数々起用されてきた、表現力豊かな歌声を堪能させてくれた。
味の素スタジアムを大熱狂の渦にしたのが、シークレットアーティストのTRF。「『a-nation 2024』みんな元気だった?」とYU-KIが大ヒット曲「BOY MEETS GIRL」を歌い上げ、さらに「EZ DO DANCE」へと続けて、「『a-nation』! 会いたかったぜ!」とDJ KOOが叫び、大歓声を呼んだ。SAM、ETSU、CHIHARUの3人も変わらぬタフなステップとダンスを見せ、ラップでさらに盛り上げたDJ KOOが「まだまだブチ上がっていくぜ!」と声をあげると、青く光るうちわが大きく揺れて会場は一大レイブの様相となる。「survival dAnce~no no cry more~」になるとYU-KIもダンサーたちも笑顔で手を振りながら花道へ進み、「TRFはみんなのおかげで30周年を迎えました! まだまだ突っ走っていくぞ!」(DJ KOO)と、自身のデビュー30周年を「a-nation」の観客たちと共に祝った。
歴代のライブ映像からカウントダウンし、壮大なオーバーチュアから赤いフラッグが続々と入場してスタートしたのは浜崎あゆみのステージ。リフトアップした壇上で側近を脇に、金のロゴが抜かれたフラッグを掲げられ、生バンドに荘厳なオーケストラアレンジが加わった「Boys & Girls」を堂々と歌う姿は、まさしくクイーンの風格。続く「Fly high」ではポンポンを振りながらチアリーダーたちとステージを行進してさらに盛り上げた。一転「fairyland」で優美なパフォーマンスで魅了したあと、リフターに1人座って「HANABI」を歌い上げ、想いに溢れたエモーショナルな歌声と表情は胸に迫った。
続いてゲストとして浦田直也が登場すると、背中合わせになって彼をフィーチャリングした「ANother song」を一緒に熱唱し、バラード曲でのズバ抜けた表現力で圧倒した。さらに「Greatful days」からスタートしたメドレーで観客たちを沸かせ、「WOW WAR TONIGHT」では浦田とデュエットし、電飾のフロートに乗ってアリーナへと漕ぎ出していく。そのまま「glitter」「You & Me」と会場を一周し、ステージに戻ってからの「evolution」で力強く声をあげたメドレーをフィニッシュ。
さらに「BLUE BIRD」では次々とアクロバットを決めるダンサーに囲まれながら、芯のある歌声を聴かせて爽快な高揚感を生み出した。最後は優しさに溢れた「July 1st」で、バンドメンバーやスタッフ、配信視聴者、そして足を運んだ観客たちに感謝を伝え、火花の柱が上がる中、ステージを端から端まで駆け抜けてダンサー陣や浦田とハイタッチ。花道へと駆けての「『a-nation』ありがとうございました!」と全精力をステージに注ぎつくす圧巻のパフォーマンスで観客たちを魅了した。
4年ぶりの開催となった「a-nation」のために特別なセットリストを用意した東方神起は、火花の爆発音と共にステージにリフトアップで登場し、「Rising Sun」からスタート。炎が上がる中、デンジャラスなムードを醸しながらラップを放ち、グルーヴィーに会場を揺らすと、ユンホはフロアに膝をついて叫びを上げる。続く「B.U.T(BE-AU-TY)」ではダンサーたちとシンクロ率の高いダンスを、観客たちとはコールを繰り出した。チャンミンの「今日、みなさんのためにもっともっと一生懸命頑張って、楽しいステージをお届けしたいと思います」と語った通り「Share The World」で力強いボーカルを掛け合い、高まったテンションを会場中へとシェアしていく。
夏に相応しい爽やかさがクセになる「Lime & Lemon」、自身の「a-nation」への出演は6年ぶりとなることにちなんで「1stアルバムの中から懐かしい曲を」(ユンホ)と「Heart Mind and Soul」と、珠玉のバラードを、静かな、けれど高い熱量で歌い上げた。「どうして君を好きになってしまったんだろう?」では花道の先で歌い上げる2人と、赤と青が会場いっぱいに揺れる壮観な景色を描いた。
「もっともっとアゲアゲでいきたいと思います」と続けたのは「Why? [Keep Your Head Down]」で、東方神起の真骨頂とも思えるアグレッションを発揮。打ち上がるファイヤーボールに巻かれながら、パワフルかつ危険な香りの漂うダンス&ボーカルでスタジアムを包んだ。「OCEAN」ではそれぞれフロートに乗りアリーナへと出航。アリーナの一番後ろで交わった2人は向き合って「Somebody To Love」を歌い、フロート上からフリスビーを客席へと投げ込んでいく。熱狂の度合いを増した中、最後はサマーチューン「Hot Hot Hot」で「夏の恋はFireworks/火遊びに少し付き合ってよ」と歌うと、ステージの上から本物の花火が次々に打ち上がるドラマチックな演出で2024年の「a-nation」はフィナーレへ。最高潮の盛り上がりの中、観客たちと来年20周年を迎える彼らの「We are T!」掛け合いで、8時間に及んだ「a-nation」の幕を閉じた。
オープニングアクトの1番手を務めたのは、aRB SEED。厳しいオーディションを勝ち抜いた13歳から22歳の実力派ダンサー20名が「8bit」でキレよく身体を揺らして豪快なバク転を決めると、続くDa-iCEの花村颯太が作詞・作曲を手掛けた「Essential」を躍動的なフォーメーションダンスで魅せ、a-nationの幕開けを飾った。
オープニングアクトの2番手は、TikTokのダンス動画で話題の仮面集団、夏休みの自由研究をバズらせたい小中学生集団がサプライズ登場。「Around the world」でなめらかなムーブを繰り出して濃密な空気感を醸し出す。「WA・BI・SA・BI」ではメンバー14人そろってお辞儀ダンス。愛らしいアクションとテクニカルなダンスのギャップで観客たちの目を奪った。
オープニングアクト最後は、秋元康がプロデュースを手掛け“昭和歌謡、昭和ポップスを現代に”をコンセプトに誕生したSHOW-WAとMATSURI。まずはMATSURIが「今さらカッコつけてらんねえ」を、次にSHOW-WAが新曲「君の王子様」を力強く歌唱。そしてラストはSHOW-WAとMATSURI の12人全員が登場しての「汚れちまった涙」で、ダイナミックなダンスを交えながらの熱いパフォーマンスでa-nationの開幕前を盛り上げた。
4年ぶり「a-nation」のトップに登場したのは、今年2月にデビューしたNCT WISH。プレデビューソング「Hands Up」をシンクロ率の高いダンスを見せ、続くはマリンスタイルの衣装にぴったりな「Sail Away (Japanese Ver.)」を爽やかに聴かせた。「みなさん盛り上がってますか?」「暑くないですか?」と観客たちに声をかけながら「We Go !」では涼やかなボーカルを聴かせ、デビュー曲「WISH(Japanese Ver.)」ではスピード感あるラップでNCT WISHの持つ多彩な表現力で観客たちを魅了。「皆さんのおかげで最高の夏の思い出ができそうです!」と最後は最新曲「Songbird(Japanese Ver.) 」を披露し、フレッシュな魅力いっぱいに2024年「a-nation」の幕開けを飾った。
「a-nation」2番手に新世代ダンス&ボーカルグループのMAZZELが登場。レトロな音色も備えた1曲目「Parade」から、アクロバットも交えたキレのいいダンスと抑揚豊かに交錯するボーカルワークで、一筋縄ではいかない独自の世界観を全開にしていく。艶のあるHIP HOPチューン「Counterattack」ではNAOYAが自身の衣装をたくし上げて沸かせる場面も。観客たちと一緒にタオルを回す「CAME TO DANCE」では、「こんなもんじゃねぇよな!」と花道に飛び出して観客たちと一体感を作り出し、「K&K」でも「『a-nation』、声聞かせろ!」と重厚なラップで圧倒。最後はMAZZEL初の爽やかな夏ソング「Seaside Story」のキャッチーな振りと心地よいメロディで多幸感を味わわせた。
シューティングアクトに“Japanese Classy Crush”をコンセプトに持つ気鋭のガールズグループ@onefiveが登場。「F.A.F.O」から約10年一緒に活動してきた4人ならではの息の合ったダンスパフォーマンスを繰り広げ、可愛らしさをフィーチャーしたかと思えば、続く新曲の「KAGUYA」ではクールな和テイストを効かせながらOZGi remixでのお辞儀の振りも注目を集め、会場をお祭りムードに染めた。
今回「a-nation」初出演となるNiziUは4人編成の生バンドをバックに、1曲目「Make you happy」のなわとびダンスでa-nationにラブリーな風を吹き込むと、9人の絶妙なユニゾン&ハーモニーを聴かせる「HEARTRIS」、シンクロ率の高いダンスで魅せる「SWEET NONFICTION」とキュートな歌とダンスで観客たちのハートをわし掴み。続く新曲「RISE UP」では一転してシリアスな“クールでカッコいいNiziU”を披露。そして「All right」「PRISM」へと続いていくメドレーで盛り上げ、「JUMP」ではニナのロングハイトーンで圧倒。途中「a-nation! 乾杯!」「飲んで飲んで!」と観客たちと一緒に水分補給を呼び掛ける場面も。「Take a picture」ではステージの端から端まで手を振りながら駆け上がり、会場中をポップでカラフルに染め上げ、強固な一体感を作り上げた。
乃木坂46公式ライバルとして誕生した“僕が見たかった青空”がシューティングアクトとして登場。洗練されたブルーの制服で最新曲「スペアのない恋」を歌い踊ると、会場に爽やかな空気が広がる。「とっても緊張してるんですけど精一杯楽しんでいきたいと思います!」と届けたデビューシングル「青空について考える」でも、澄んだ歌声とダンスで思春期の惑いを表現したパフォーマンスとピュアな存在感で観客たちを魅了した。
台風の影響で不安定な天候で晴れ間が見えた頃に「はじめまして『a-nation』!」「みんなのパワーで晴れてきたぞ!」と、今年10周年を迎えたWEST.が登場。重岡大毅の「行くぞ『a-nation』!」の掛け声から「証拠」を聴かせ、7人一体となった熱いロックボーカルを轟かせていく。夢に向かって戦っていく想いに溢れた「ハート」で観客たちのテンションをさらに引き上げ、「ホルモン~関西に伝わりしダイアモンド~」では、「フェスっていうのはみんなで楽しむもの!」とナインティナインをステージに呼び込むサプライズ! 大きなどよめきと熱狂を呼び、曲始まりのポーズを9人でキメてからの「ええじゃないか」は曲中で岡村隆史がブレイキンを披露するという豪華コラボレーションが実現した。
後半は9月10日発売の新曲「まぁいっか!」を軽快に繰り出し、“エイエイオー!”のコールを「あなたに!」と届ける「超きっと大丈夫」ではクラップの波を起こして花道へとダッシュ! 「サビでジャンプしてみませんか?」と始めた「ムーンライト」では7人の熱く力強い歌声と共に観客たちと掛け合ったりと、圧倒的な吸引力のあるステージで見事な一体感を作り上げ、強烈な余韻を残していった。
TRFのSAMとDJ KOOによるJ-RAPユニット、B.O.Cがシークレットとして登場。小室哲哉が作曲し、DJ CHARIとRy-laxとリリックを作り、フィーチャリングに呂布カルマを迎えデジタルリリースしたばかりのデビュー曲「NARIYAMANIGHT」を「a-nation」でライブ初披露した。飛行機の機内で問われる「Beef or Chicken」を由来とするユニット名にちなみ、フライトアテンダント姿のダンサーをバックにタイトなビートでラップを刻んでDJ CHARIとRy-lax、さらに曲の後半には呂布カルマもステージに登場! 2人のハングリー精神にあふれた新たなチャレンジを見せた。
デビュー10周年を迎えたRed Velvetは「WILDSIDE」での幕開けからハイトーンなボーカルに小気味よいラップ、セクシーな身のこなしと妖艶さで観客たちを惹きつけ、対照的に「G線上のアリア」をフィーチャーした「Feel My Rhythm」では、厚いハーモニーが響き合い、5人の笑顔と清らかなオーラが会場中に広がっていく。「今日、良いエネルギーをたくさん受け取ってほしいです」と語ったあと、「私たちが心に抱いていた気持ちを表現した曲」という日本オリジナル曲「Aitai-tai」を披露。そして豪雨の中を花道へと進み、びしょ濡れになりながらパフォーマンスした「Swimming Pool」は自然の演出が重なってドラマチックでもあった。笑顔いっぱいに届けた「Red Flavor(JP ver)」に続き、最新曲「Cosmic」を日本初披露。流れるようなボーカル&ダンスでクールに締めくくった。
YOSHIKIのプロデュースにより結成された4人組の美麗-Bi-ray-がシューティングアクトで出演。4オクターブを奏でる4人は全員ミドルティーンながら、そのボーカル力は本物。YOSHIKI節満点な「Butterfly - short ver-」の流麗なメロディを見事なハイトーンで歌い上げて、今秋のデビューを前に、観客たちに大きな衝撃を与えた。
WARNINGテープが巻かれたような刺激的な衣装で登場した倖田來未は、オープニングから大ヒット曲「キューティーハニー」で熱く盛り上げると、ダンサーと共に花道に出ての「IS THIS TRAP?」で会場を更なる熱狂へと導いていく。「今日も一番の盛り上がりをみなさん、期待してますから!」と「め組の人」では観客たちと一緒に“めッ!”の振りでテンションを上げ、「WIND」では伸びやかなボーカルを響き渡らせて圧倒。「WON'T BE LONG」では「歌うよ!」「踊るよ!」と呼びかけながら掛け合い、炎が打ち上がる「XXX」「BE MY BABY」と“クイーンオブライブ”の名をそのままの怒涛のステージを見せた。「みんなが濡れているから私も濡れちゃおう」とペットボトルの水を自身にかける場面も。ダンサーと共にハードなダンスを見せる「Vroom」までエナジーを燃やし尽くすと、最後は観客たちとタオルを回しての「Poppin' love cocktail」へ。限界突破したパワフルなステージで観客たちへ強い愛情を示した。
生バンドによるSEに乗せてリフトアップで登場したDa-iCE。花村想太と大野雄大が「CITRUS」のサビをアカペラで歌い上げて会場を一気に惹きつけ、続く「Kartell」で観客たちのテンションを上げ、さらに「Clap and Clap」でクラップを巻き起こし、ストリーミング再生1億超えで大きな話題を呼んでいる「I wonder」でハッピーな雰囲気に包み込んだ。続けて再び「CITRUS」を今度はバンドとダンサーも交えて披露。突き抜けるハイトーンボーカルに情感豊かなダンスでしっとりとさせたあとは、一転「Story」ではロックに疾走。雨と汗に濡れたステージパフォーマンスを熱く届け、「ここにいるみんなででっかい花火打ち上げようぜ!」と始まったサマーソング「スターマイン」ではGENERATIONSの白濱亜嵐が乱入して一緒にパフォーマンスする豪華なコラボレーションが実現。曲が終わったと思わせて何度も再開させる展開で「a-nation」ならではの時間を楽しませた。
2017年以来7年ぶりの「a-nation」出演となったGENERATIONSは、「エンドレス・ジャーニー」でハッピーな幕開け。片寄涼太と数原龍友のボーカルに乗るパフォーマンスは、続く「Diamonds」で一気にタフなものとなり、噴き上がる炎も相まって不穏なムード満点に。さらに会場を大きく揺らす「AGEHA」でエネルギーをさらに上昇させ、EXILEのサマーソング「SUMMER TIME LOVE」では花道に飛び出して観客たちの間近に迫り、6人でのシンクロダンスで甘い時間を演出していく。アニメ「ONE PIECE」の主題歌「Hard Knock Days」ではDai-CEも参加しての競演、そしてDai-CEの「DREAMIN' ON」も続けて一緒にパフォーマンスする熱い「ONE PIECE」の主題歌コラボが実現した。ラストは観客たちと全身でY・M・C・Aの4文字を作る「Y.M.C.A.」で会場をひとつにし、「みなさんマジで最高です。やっぱり夏は『a-nation』がないとダメですね!」と4年ぶりの開催に感慨を表した。
シューティングアクトのラストは、オーストラリアのアーティスト・Che'Nelle(シェネル)。日本でも大ヒットした「Baby I Love You」から「SOS」と、透明感とエモーションを併せ持った歌声を聞かせていく。「You Guys, Happy?」と煽ってからは「Happiness」「Believe」を日本語で歌唱。日本のドラマや映画主題歌に数々起用されてきた、表現力豊かな歌声を堪能させてくれた。
味の素スタジアムを大熱狂の渦にしたのが、シークレットアーティストのTRF。「『a-nation 2024』みんな元気だった?」とYU-KIが大ヒット曲「BOY MEETS GIRL」を歌い上げ、さらに「EZ DO DANCE」へと続けて、「『a-nation』! 会いたかったぜ!」とDJ KOOが叫び、大歓声を呼んだ。SAM、ETSU、CHIHARUの3人も変わらぬタフなステップとダンスを見せ、ラップでさらに盛り上げたDJ KOOが「まだまだブチ上がっていくぜ!」と声をあげると、青く光るうちわが大きく揺れて会場は一大レイブの様相となる。「survival dAnce~no no cry more~」になるとYU-KIもダンサーたちも笑顔で手を振りながら花道へ進み、「TRFはみんなのおかげで30周年を迎えました! まだまだ突っ走っていくぞ!」(DJ KOO)と、自身のデビュー30周年を「a-nation」の観客たちと共に祝った。
歴代のライブ映像からカウントダウンし、壮大なオーバーチュアから赤いフラッグが続々と入場してスタートしたのは浜崎あゆみのステージ。リフトアップした壇上で側近を脇に、金のロゴが抜かれたフラッグを掲げられ、生バンドに荘厳なオーケストラアレンジが加わった「Boys & Girls」を堂々と歌う姿は、まさしくクイーンの風格。続く「Fly high」ではポンポンを振りながらチアリーダーたちとステージを行進してさらに盛り上げた。一転「fairyland」で優美なパフォーマンスで魅了したあと、リフターに1人座って「HANABI」を歌い上げ、想いに溢れたエモーショナルな歌声と表情は胸に迫った。
続いてゲストとして浦田直也が登場すると、背中合わせになって彼をフィーチャリングした「ANother song」を一緒に熱唱し、バラード曲でのズバ抜けた表現力で圧倒した。さらに「Greatful days」からスタートしたメドレーで観客たちを沸かせ、「WOW WAR TONIGHT」では浦田とデュエットし、電飾のフロートに乗ってアリーナへと漕ぎ出していく。そのまま「glitter」「You & Me」と会場を一周し、ステージに戻ってからの「evolution」で力強く声をあげたメドレーをフィニッシュ。
さらに「BLUE BIRD」では次々とアクロバットを決めるダンサーに囲まれながら、芯のある歌声を聴かせて爽快な高揚感を生み出した。最後は優しさに溢れた「July 1st」で、バンドメンバーやスタッフ、配信視聴者、そして足を運んだ観客たちに感謝を伝え、火花の柱が上がる中、ステージを端から端まで駆け抜けてダンサー陣や浦田とハイタッチ。花道へと駆けての「『a-nation』ありがとうございました!」と全精力をステージに注ぎつくす圧巻のパフォーマンスで観客たちを魅了した。
4年ぶりの開催となった「a-nation」のために特別なセットリストを用意した東方神起は、火花の爆発音と共にステージにリフトアップで登場し、「Rising Sun」からスタート。炎が上がる中、デンジャラスなムードを醸しながらラップを放ち、グルーヴィーに会場を揺らすと、ユンホはフロアに膝をついて叫びを上げる。続く「B.U.T(BE-AU-TY)」ではダンサーたちとシンクロ率の高いダンスを、観客たちとはコールを繰り出した。チャンミンの「今日、みなさんのためにもっともっと一生懸命頑張って、楽しいステージをお届けしたいと思います」と語った通り「Share The World」で力強いボーカルを掛け合い、高まったテンションを会場中へとシェアしていく。
夏に相応しい爽やかさがクセになる「Lime & Lemon」、自身の「a-nation」への出演は6年ぶりとなることにちなんで「1stアルバムの中から懐かしい曲を」(ユンホ)と「Heart Mind and Soul」と、珠玉のバラードを、静かな、けれど高い熱量で歌い上げた。「どうして君を好きになってしまったんだろう?」では花道の先で歌い上げる2人と、赤と青が会場いっぱいに揺れる壮観な景色を描いた。
「もっともっとアゲアゲでいきたいと思います」と続けたのは「Why? [Keep Your Head Down]」で、東方神起の真骨頂とも思えるアグレッションを発揮。打ち上がるファイヤーボールに巻かれながら、パワフルかつ危険な香りの漂うダンス&ボーカルでスタジアムを包んだ。「OCEAN」ではそれぞれフロートに乗りアリーナへと出航。アリーナの一番後ろで交わった2人は向き合って「Somebody To Love」を歌い、フロート上からフリスビーを客席へと投げ込んでいく。熱狂の度合いを増した中、最後はサマーチューン「Hot Hot Hot」で「夏の恋はFireworks/火遊びに少し付き合ってよ」と歌うと、ステージの上から本物の花火が次々に打ち上がるドラマチックな演出で2024年の「a-nation」はフィナーレへ。最高潮の盛り上がりの中、観客たちと来年20周年を迎える彼らの「We are T!」掛け合いで、8時間に及んだ「a-nation」の幕を閉じた。
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- Kstyle編集部
topics