イ・ビョンホン「第38回黄金撮影賞」で演技大賞を受賞…最優秀作品賞は「1987、ある闘いの真実」に(総合)
6日の午後、ソウル中(チュン)区PJホテル・カラディウムホールでは「第38回黄金撮影賞」授賞式が開催された。韓国映画撮影監督協会が主管する授賞式で、ここ1年間撮影して出品した作品を会員全員が比較、評価して受賞する。
この日、栄光の演技大賞部門の受賞者はイ・ビョンホンだった。イ・ビョンホンは、映画「それだけが、僕の世界」を通じて印象的な演技を披露した。これを受け「それだけが、僕の世界」は撮影賞金賞(撮影監督:キム・テソン)、新人女優賞(チェ・リ)まで3冠王を達成した。
イ・ビョンホンは「初めて映画撮影をする時に出会った撮影監督にまた会えて嬉しい。『それだけが、僕の世界』のような感性映画に出演したいと思っている時にキャスティングオファーを受け、良い台本に魅了され出演することになった。チェ・ソンヒョン監督に感謝する。共演した先輩・後輩の俳優の方々にこの栄光を伝える」と感想を伝えた。
男女主演賞のトロフィーは「1987、ある闘いの真実」のキム・ユンソクと「金子文子と朴烈」のチェ・ヒソが手にした。キム・ユンソクは作品の撮影でやむを得ず参加する事ができなかったが、マネージャーが代わりに受賞した。チェ・ヒソは「恥ずかしくない真面目に演技のできる俳優になる」と受賞感想を伝えた。
最優秀作品賞は映画「1987、ある闘いの真実」が受賞した。これと共にチャン・ジュンファン監督が監督賞を受賞し「1987、ある闘いの真実」は3冠王を達成した。
この日、妻である俳優ムン・ソリと一緒に参加したチャン・ジュンファン監督は「韓国映画の今の成長は、先輩方の熱い情熱と努力があってこそ可能だった。先輩方に感謝します」と受賞感想を伝えた。
コ・ドゥシムは俳優部門功労賞を受賞した。彼女は「実は今まで映画にあまり出演することができなかった。大きな画面に映されるという事、外で過ごす時間がドラマよりも長いという理由で出演することができなかった。この事に恐怖感を持っていてあまり出演することができなかったにも関わらず、このように大切な賞をいただけて感謝している」と感想を伝えた。
彼女は「功労賞というのは、その地位に長く、健康に過ごしていられれば与えられる賞のように感じられる。皆様の功労に心から感謝します」と伝えた。
俳優キム・ドンウクとパク・ハソンはそれぞれ「神と共に-罪と罰」「ミッドナイト・ランナー」で男女助演賞を受賞した。キム・ドンウクは「トロフィーが重すぎる。この重い賞のように重い責任感を感じながら、今後も頑張って演技をしなさいという意味でいただける賞だろう。『神と共に-罪と罰』という映画のおかげでプレゼントのような一年を過ごしました。新しい試みと挑戦がたくさん必要な作品でした。ウォン・ドンヨン代表、キム・ヨンファ監督を皮切りにスタッフの方々と俳優の方々に感謝します。来年もこの授賞式に参加することができるようにもっと頑張って、最善を尽くします」と感想を伝えた。
続いてパク・ハソンは「撮影現場の一番近くにいる監督の方々がくださる賞だからより意味深く、嬉しいです。時間が経ち演技をすればするほど、観客の方々に認められる事も大事ですが、一緒に作業するスタッフの方々に認められる事もとても大事だという事を感じています。そのような意味で今回の受賞で、また耐えられる力を得た気がします。演技の外的・内的に成熟し、良い姿をお見せできる俳優になるため努力します。功労賞を受賞したコ・ドゥシム先輩がおっしゃったように、私もその時まで頑張って、健康に演技をします」と話した。
アン・ソヒョンは映画「オクジャ」で子役賞を受賞した。彼女は「ポン・ジュノ監督、心から尊敬し、感謝します。賞は俳優という王冠に責任という重さを加えるようです。より責任感を感じて頑張る俳優になります」と感想を伝えた。
撮影監督が選んだ男女人気賞はイ・ジェフンとムン・ソリが受賞した。イ・ジェフンは「賞の重さがキム・ドンウクの受賞感想のように、今後俳優として人生の重さを耐えなさいという意味で感じられます。意味深い人気賞を受賞することができ恥ずかしいですが、心から感謝します」と話した。
ムン・ソリは「デビュー以来、人気賞は初めて受賞します。人気は雲のようなものだと先輩からよく言われたが、撮影監督の方々が与えてくださる人気は、長く持っていきたいです。それができるようにもっと頑張って演技します」と伝えた。
【「第38回黄金撮影賞」受賞者名簿リスト】
◆演技大賞:イ・ビョンホン(「それだけが、僕の世界」)
◆男性主演賞:キム・ユンソク(「1987、ある闘いの真実」)
◆女性主演賞:チェ・ヒソ(「金子文子と朴烈」)
◆最優秀作品賞:「1987、ある闘いの真実」
◆功労賞
撮影部門:チョン・グァンソク
映画部門:イ・ジャンホ
俳優部門:コ・ドゥシム
韓国映画発展部門:「神と共に」リアライズピクチャーズのウォン・ドンヨン代表
◆新人男優賞:MONNI キム・シンウィ(「馬車に乗って掛け声(Blue Busking)」)、ペク・ソビン(「山上垂訓(Sermon on the Mount)」)
◆新人女優賞:チェ・リ(「それだけが、僕の世界」)
◆新人監督賞:「馬車に乗って掛け声」アン・ジェソク、「山上垂訓」ユ・ヨンウィ(僧テヘ)
◆監督賞:チャン・ジュンファン(「1987、ある闘いの真実」)
◆助演男優賞:キム・ドンウク(「神と共に-罪と罰」)
◆助演女優賞:パク・ハソン(「ミッドナイト・ランナー」)
◆照明賞:キム・ジェグン(「監獄の首領」)
◆子役賞:アン・ソヒョン(「オクジャ」)
◆撮影監督が選んだ人気賞
男性部門:イ・ジェフン(「I Can Speak」)
女性部門:ムン・ソリ(「女優は今日も」)
◆審査委員特別賞
男性部門:キム・サンギョン(「1級機密」)
女性部門:ナ・ヨンヒ(「記憶の夜」)
◆撮影賞
銅賞:チョン・ジェスン(「原罪」)
銀賞:ユン・ホンシク(「山上垂訓」)
金賞:キム・テソン(「それだけが、僕の世界」)
◆新人撮影賞:ファン・ソンウン
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- キム・ナラ、写真 : ユ・ジニョン
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